つう信簿

群馬オペラ協会では、2007年9月に團 伊玖磨作曲オペラ「夕鶴」を
群馬県内で4公演おこないました。
(キャスト・スタッフ等については、Dataのページをご覧下さい)
その時の練習から公演までの記録を、管理人がブログにて公開いたしました。
このページは、そのブログを移植したものです。









オペラ「夕鶴」の公演までを、管理人の日記風にご紹介いたします。




4月8日(日) 花曇り

舞台美術デザイナー川口直次さんより
「夕鶴」のデザイン画が 角田会長宅に届く。




  

群馬オペラ協会では、9月に歌劇「夕鶴」の公演を行うのだが、
その舞台美術をなんと! 川口直次さんにお願いしていたとは・・
川口直次さんは、日本を代表する舞台美術家で、舞台だけでなく
伊丹十三氏の作品等、映画界でもそのお名前を拝見することができる。
う〜ん、どんな素晴らしい世界を舞台の上に作ってくださるのか、
たのしみ!!



4月10日(火) 晴れ

角田会長、届いたデザイン画を持って、
「マエダスタジオ」を訪問し、舞台美術の製作依頼。





「マエダスタジオ」は、前橋市にあるディスプレイ制作やイベントの会社。
社長さんは、「群馬楽友協会」の理事も務めている方で、
群馬オペラ協会の活動にも理解を示してくださっている。
制作、よろしくお願いします。



4月25日(水) 雨のち晴れ

稽古スケジュール表がキャスト・スタッフに送付されました。



5月13日から、いよいよ音楽稽古が始まる。
今回の公演は3箇所、4公演ある。
(詳しくはInformationを見てください)
それで「つう」が4人。
男声陣もダブルキャスト+アンダースタディ
かなりたいへんな稽古になりそう・・・





4月30日(月・祝) 晴れ

マエダスタジオにて舞台美術家の川口直次先生にお越し頂き、
大道具スタッフ会議を行いました。






当初の予定を大幅に超え、10時30分より14時過ぎまで
3時間半以上の綿密な打ち合わせが行われました。

川口先生は今NHKで毎週木曜日の20時から放映されている
木曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負」の舞台美術を担当しているそうです。





5月12日(土) 晴れ

「夕鶴」舞台セットの模型が完成。
マエダスタジオにてお披露目。




    

5月10日(木) マエダスタジオより、「夕鶴」舞台セットの模型ができたという連絡を受け、
会長と副会長補佐らが、マエダスタジオまで出向きました。

舞台の10分の1の大きさの模型(通常は20分の1)で、迫力がありました。
写真も撮影したのですが、ここに掲載することは残念ながら出来ません。m(_ _)m
やはり舞台は見てのお楽しみですね。(^ο^)v





5月19日(土) 雨・時に雷のち晴れ

音楽稽古 始まる。

稽古に先立ち、芸術監督・指揮の
星出豊先生がマエダスタジオを訪問。



携帯画像の、不鮮明なものでごめんなさい。
いよいよ稽古の開始。

群馬オペラ協会の芸術監督で、本番指揮者でもある
星出豊先生も参加しての音楽稽古が行われました。

「夕鶴」は昨年、勉強会を行い、今年1月には試演会を兼ねた
レクチャーコンサートを行っているので、キャストに対するマエストロの指導も、
既に立ち(演技)をからめたものになっている。
感動の舞台のために、がんばりましょう!


稽古に先立ち、星出豊先生がマエダスタジオを訪問。 舞台セットの模型に感激。
前田社長とも意気投合。舞台の成功を誓った。

 

 


6月16日(土) 晴れ

立ち稽古に入りました。



立ち稽古というのは、演技を付けていく稽古のこと。
練習用の小道具なども使い、場面ごとに段取り(手順・立ち位置)なども
確認しながら進めていきます。

キャストの皆さんは暗譜稽古も兼ねているのですが、
このオペラ、似たような歌詞がとても多い。
 「"離れていく"と"遠くなっていく"と、どっちが先だっけ?」
 「そこ、"おらいんね"でなく"今日はいんね"だよ」 etc.etc. 
そうなると曲中の
 「♪あらまた違ったの〜」
 「♪わからなーい、わからなーい」などという部分を歌って茶々を入れたり。
自分たちだけの稽古だから、こんなこともできるのですけれど、ね。
3週間後にはマエストロがいらっしゃるから、
それまでに何とか、と和やかな中にもプロとしての意地が。 





6月23日(土) 晴れ

初めて児童合唱団にお邪魔しました。

「沼田ユネスコ少年少女合唱団」のみんなの歌声は、とても生き生きと
していました。




「沼田ユネスコ少年少女合唱団」
練習後の一こま。副指揮さんと惣どさんと一緒に





「夕鶴」の中にある児童合唱を、公演地で活動している児童合唱団に
お願いしました。
今回は沼田市で活動している「沼田ユネスコ少年少女合唱団」。
団独自で練習を始めていただいてましたが、副指揮、ピアニスト、キャストが
お邪魔して、合同練習をしました。
テンポや練習のポイントなど、今後の練習に生かしていただけたら、と
思います。
次週は富岡と前橋の児童合唱団にお邪魔する予定です。





7月1日(日) 晴れ

Happy Birthday !

一昨日、副指揮さんのお誕生日だった、ということで、
稽古に来ていたメンバーからHappy Birthdayの歌とケーキのプレゼント。
大2、小4本のろうそくを吹き消して。
副指揮さんにとっての新しいこの1年、
有意義な1年でありますように。

「副指揮さんに来てもらえて一番楽してるのは私かも」とは
ある練習ピアニストの弁。





7月7日(土) 曇り

マエストロがいらしてのオケ練がありました。



 

弦分奏は6月からコンマスさんを中心に行っていたのだが、
譜読みが終わったと言うことで、マエストロに参加していただいた。
欠けてる管のパートを補うのに、ピアニストも代奏で参加。
何とか一通り最後までたどり着きました。





7月8日(日) 晴れ

Happy Birthday Maestro!

     




ちょっと遅ればせながら、マエストロのお誕生日をお祝いして
稽古参加者からサプライズ。
ロウソクは何本立ってたでしょう?
今回の公演、かに座生まれが結構いらっしゃるのね。





7月14日(土) 雨

児童合唱のマエストロ稽古・立ち稽古がありました。


富岡ユネスコ少年少女合唱団のみんな
(カメラマン・与ひょう)





午前中に「沼田ユネスコ少年少女合唱団」、午後からは写真の
「富岡ユネスコ少年少女合唱団」の稽古。
音楽稽古が出来てるということで、マエストロ直々演出の指導。
今回の公演、故粟国安彦さんの演出を元に、マエストロが演出補ということでの公演なのだ。
子供達をとても上手く指導されて、2時間の枠で全部の立ちがついてしまった。
場面を繰り返すたび、どんどん子供達の動きが良くなる。
短時間で消化・吸収してしまう子供達の能力もすごい。
あまりにも子供達がすばらしい演技をするので、つうさんはついついその世界に
引き込まれてしまってうっすら涙を…う〜ん、本番が楽しみ。


 
 


7月15日(日) 台風

昨日に引き続きマエストロの立ち稽古
今日はソリストがみっちりしごかれました。
先週マエストロ稽古だった前橋の児童合唱
の稽古に与ひょう、つうが参加、確認と復習をしました。




前橋児童文化センターのみんな
(カメラマン・つう)





今日稽古にお邪魔した前橋児童文化センターが一番の大所帯。
公演が2日あることもあり、ダブルキャストのメンバーも。
1日目の人、2日目の人って交互にやってると、
時間があっという間に過ぎてしまう。
「こっちのチームもやりたいよう」と言う声が出るほどみんなとても熱心。
負けないように稽古しなくっちゃ。





7月16日(月・祝) 晴れ時々雨・地震

昨日に引き続き、キャストのマエストロ稽古
またまたみっちりしごかれました。




演技の指導をされるマエストロ





「その『つう』可愛くない!」と仰るマエストロ。
演技指導されるマエストロの「つう」は不思議ときれいで可愛く見えるから不思議。
与ひょうとの間にさえ飛び交っていそうな…
(劇画的な表現ですいません)
それが、「ばかやろう」と叱るマエストロと同一人物かと思うと
何か不思議な感じ(失礼!)





7月21日(土) 曇り

夏休みがやってきました。
児童合唱のみんなはお休み返上で稽古に励んでます。




<沼田ユネスコ少年少女合唱団と「つう」>





今年の梅雨はまだまだ明けないようですね。
そんな梅雨空をぶっとばす熱気で、児童合唱の立ち稽古が続いています。
子供たちが一番のって(多分地で)みごとな演技をしてくれるのが
「与ひょうのばかー」のシーン。
この部分の迫力はすごいですよー。
与ひょう、たじたじ。





7月27日(金) 晴れ・真夏日

沼田ユネスコ少年少女合唱団の合宿に
お邪魔しました。




演技指導をされるマエストロと沼田のみんな





会場が暗かったので、ものすごく写りの悪い画像でごめんなさい。
合宿場は「川場スキー場」で有名な川場村。
下界と空気が違う。
昨日までのうっとおしい空とは違って、「もう夏!」って感じ。
入道雲まで出てる。
だけど、クーラー要らずの現地。
こんなところで稽古したら、気持ちいいだろうなぁ。
お蕎麦もおいしいし、温泉もあるし。
現実逃避したい私…

肝心の稽古は、それはもう、ばっちりで。
とっても元気な子供達。
「もっと元気出して」なんて一言も必要ない。
逆に「舞台から落ちないようにセーブして」とマエストロを言わしめるくらい。
幕開き直後の君たちの場面がすばらしいと、
後はソリストさんたちがもう貰ったようなもの。
マエストロもとってもご機嫌で、下界に戻ったのでした。





7月29日(日) 晴れのち大雨警報

今日のマエストロ稽古は男声も参加。
ソリスト粗通し状態でした。




<左から運ず・与ひょう・惣どの男声トリオ>





男声3人集まると、すごい声量・迫力。
ことに体格のいい人ばかりだし。
これですべての場面に立ちがついたことになる。
これをいかにこなして、血の通った自分のものとしていくか。
ここからがソリストさん達の本当の勝負どころ、かもしれない。





8月5日(日) 晴れ

公演の舞台美術と、機織り機が出来たからという連絡を受けて、
製作を依頼しているマエダスタジオに見学に行った。



さすが職人技!っていう感じ。
「指示書にそうあるから」と細かいところまで厳密に作ってある。
「どうせ舞台は(客席から)遠いから、わかりゃしないよ」などと
作っていた、これまでの私たちの装置とは大違い。(@反省)
欄間なんかどこかのお寺にそのまま収まりそう。

ホントはね、こんなすごいのが、って画像つきでお見せしたかったんだけど、
企業秘密ゆえ m(_ _)m
実物は本番舞台でご覧下さい!





9月2日(日) 曇り

しばらく記事が更新されてない…
稽古は勿論、やってますですよ、はい。
ただね、私が稽古に行った日は、手が離せない仕事をしてるもんで、
なかなか写真が取れなくて。(@言い訳)

8月中の稽古を振り返ってみると―
本番で使う小道具が届きました。
キャストのかつら合わせがありました。
マエストロ稽古でぎゅうぎゅうにしぼられ(T_T )、ほぼ粗通し状態。

それで来週末、通し稽古を迎えます。
舞台監督さん、照明さんも参加なので、そこで裏スタッフの仕事分担の
打ち合わせなども同時進行で進んでいく予定です。
いよいよカウントダウンに入ってきました。





9月8日(土)・9日(日) 共に晴れ

通し稽古が行われました。

 
   


   


    




2日間、4回の通し稽古。
それぞれの公演日で、キャストも、児童合唱もメンバーが異なる。
児童合唱は衣装合わせも兼ねて、実際に衣裳を着けての稽古となった。
あ、足元は実際はわらぐつ・わらぞうりになります。
着物って今じゃめったに着る機会がないからね。

引率・ご指導くださった合唱団の先生方、役員の皆様、
ありがとうございました。
本番まであと少し。
よろしくお願いします。
2日間に渡ってフルに参加されたスタッフの皆様、お疲れ様でした。


 


9月14日(金) 晴れ・残暑厳し

最後の仕上げのオケ練がありました。


(撮影:ゑびすや協力隊員)




7月から行われていたオーケストラ練習(略してオケ練)。
明日からのオケ合わせを前に、トラを含め、全パート参加での練習。
指揮は我らがマエストロ・星出豊先生。
これまでピアノで歌われていた「夕鶴」がオケ伴になると
どんな風になるのか楽しみです。





9月15・16・17日(土・日・月) 晴れ々々

オケ合わせが行われました。








3日間に渡ってのオケ合わせ。
オケのみなさん、お疲れ様でした。
後は舞台上でのGP・本番を残すのみ。
いよいよカウントダウンです。





9月21日(金) 晴れ

GP始まる







今日からGP、GP、本番、本番、GP、本番、
と連続3公演にいよいよ突入。
交代要員のないスタッフの皆様、本当にご苦労様です。
無事成功のため、頑張りましょう。
合唱・キャストの皆様、すばらしい舞台を!





9月22日(土) 晴れ・夜土砂降り

2回目のGPと本番初日が行われました。






いよいよ本番。
(↑の画像はGPのものです)
たくさんのお客様にお越しいただき、無事終了。
美しい舞台に感動していただけたのではないかと思っております。
初日組の出演者のみなさん、お疲れ様でした。





9月23日(日) 曇り時々雨

前橋公演終了しました。


22日公演の出演者 児童合唱:前橋市児童文化センター


23日公演の出演者 児童合唱:前橋市児童文化センター





ダブルキャストによる前橋公演も盛況の内に終了しました。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

児童合唱のみんな、元気一杯で、とってもよかったよー!
公演を成功させるために、運動会終了後すぐに駆けつけてくれたり、
ホントに頑張ってくれました。
改めてお礼をいいます。ありがとう!!
ご指導下さった先生方、お手伝いくださいました保護者の皆様、
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。


 


9月24日(月・祝) 曇り

富岡公演終了しました。


富岡公演出演者 児童合唱:富岡ユネスコ少年少女合唱団



チケットの売れ行きを少々心配していたのですが、
大勢のお客様で、無事に終了することが出来ました。
ありがとうございました。

昨日の前橋公演の後、
バラシ→搬出→移動→搬入→仕込み。
スタッフは、深夜までの作業を覚悟していたのですが、
児童合唱団の先生はじめ保護者の皆様の多大なるご協力で、時間内に終了。
無事、朝一番での場当たり、GPを迎えられました。
心より御礼申し上げます。

一日でGP・本番。それも昼公演。
朝早くからありがとうございました。
とっても可愛い「昔話の世界の子供」でしたよ。

連続4日、フル活動してくださったスタッフの皆様、
お世話になりました。もう一公演、よろしくお願いします。





9月30日(日) 雨

沼田公演終了しました


沼田公演出演者 児童合唱:沼田ユネスコ少年少女合唱団





 

足元の悪い中、たくさんのお客様にお越しいただき、
無事に千秋楽を迎えることが出来ました。
ありがとうございました。

いつも元気一杯の児童合唱のみんな。
今日も熱演で舞台を盛り上げてくれました。
ありがとう!!
ご指導いただきました先生方、多くの面でご協力下さいました
保護者の皆様、厚く御礼申し上げます。

今日の集合写真だけ、なんで「つう」が別枠なのかって?
進行の都合上、予定より早く写真を取らなくてはならなくなって
しまったので、間に合わなかったんです。
ごめんなさい。





Special Thanks

今回の公演でお世話になった方々


我らがマエストロ
指揮・演出補: 星出豊先生

  

祝 「夕鶴」監督60回!
舞台監督:田和伸二さん


子供達の人気者?
副指揮: 和田丈広さん


光の魔術師
照明: 奥畑康夫さん
日本ホールサービスさん

舞台映えするメイク
メイク・かつら: 丸善さん

制作から仕込み・バラシまで
大道具: マエダスタジオさん

所作も教えていただきました
着付け: 小林きもの学院さん
 
 

画像はありませんが、音楽でお世話になった
 群馬シティフィルハーモニーオーケストラ
 群馬シンフォニア・ステッラ
のみなさま、コンサートマスターの 風岡 優先生 。

児童合唱の
 前橋市児童文化センター
 富岡ユネスコ少年少女合唱団
 沼田ユネスコ少年少女合唱団
のみなさん、ご指導いただきました諸先生方、多くのご協力を頂きました保護者のみなさま。

練習会場をご提供くださいました 二子山幼稚園 さま

他、お世話になりました関係各所のみなさま

心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。



そして、出演に、裏方に参加された会員のみなさん、
お疲れ様でした。





2008年8月7日(水) 晴れ

番外編

佐川吉男音楽賞奨励賞受賞


群馬オペラ協会公演「夕鶴」が、三菱UFJ信託芸術文化財団の
佐川吉男音楽賞 奨励賞を受賞いたしました。
佐川吉男音楽賞というのは、音楽評論家の
故佐川吉男氏の業績を偲び設けられたものです。

↓群馬県の地方紙「上毛新聞」に掲載された記事です